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まとまらない日常を半泣きで書きとめる場所。鐘は鳴らない。
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柔弱でいられるならば、それでよいのだと思う。完璧主義、と言ったら聞こえがよいのかもしれないけれど、要は痛いのが嫌いなだけだ。
おとなのようないきかたをするね。ほほ笑むその笑顔の下、蔑んで見つめられているのがわかる。臆病者め、と。策したように伸びる影に、怖気がする。偽善者のくせに、真実がないかぎり彼は善人である。本当のことなんて、大体はそんなものだ。
痛いのは嫌いだ。傷つくのも傷つけるのも嫌いだ。ぬるま湯に浸かって生きる。出る杭は打たれる。
いばらの道も棘の道も同じだ。それなら祖母を見殺しに、家でぬくぬくと笑っていることを選ぶ。そうして何もかも幸せに、めしいたままで生きていくのだ。道は、未知は、おそろしい。
結局は目を開けなくてはならないし、開けた瞳のその先、目が潰れんばかりのまばゆい光に満ち満ちた、美しく、生の輝きに満ちた日常があると知っている。知っているだけ。

まあ結局は目を開くんですけどね。
出かけてきます。
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先生、しんどいです



ゆっくりかわいいよゆっくり
わっほいそういえばそろそろだったね

ttp://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090929AT1D2908P29092009.html
※フィクション

 外に出てしまえば、世の中は割と楽しい。
 人々は無愛想であっても穏やかであるし、時に激昂されることがあっても、そこで慰められないことは少ない。環境はそこそこに清潔だ。会話はすべからく理解できる言語で成される。通じ合えないことがあっても、仲間内では誰かしら共感が得られる。以前に比べて食べ物のレベルに対する要求ががた落ちしたので、食べるものは基本的に口に合わないということがない。気温もこの時期は身体に楽だ。
 知らないことを知るのは好きだし、自分が何も知り得ないのは分かりきっていて、かつ自分は無力なので、圧倒され、その対面した超越を感じられる程度には認識能力があることを嬉しく思う。表面をなぞるだけでも、知識じみた紛い物の偏見が形成されるので、結果として講義は楽しい。
 日々はひたすらに穏やかであり、気に入らないものは少しだけ躊躇ってから切り捨て、新しい代替物を受け入れる。静かに笑って他人の意見に頷き、時々自分の意見を述べれば、見下されることはあっても嫌われることは稀だ。
 要求は少ないだけ、不快や不足も少ない。いよいよ駄目なら死ねばいいんじゃないかとこっそり思っている。
 こういうのを性根が腐っている、と言うのだなあ、としみじみ思いながら、とりあえず歩くのが疲れたのでひきこもりたい。
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